西郷竹彦・新教科書指導ハンドブック
小学校高学年の国語―子どもの見方・考え方を育てる

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  • サイズ A5判/ページ数 129p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784186276053
  • NDC分類 375.82
  • Cコード C3037

内容説明

文芸教育研究協議会は、読解力(と表現力)を育てることだけを目標とする今日の国語教育のあり方を批判し、読解を超えて、人間そのもの、人間にとっての言語・文化やものごとの本質・法則・真実・価値・意味などをわかる力―認識力―を育てることが国語科教育の目的であると主張してきた。この主張にもとづいて、「ものの見方・考え方」(認識の方法)を一年から六年まで順序を追って考え育てる関連・系統指導の理論と方法をつくりだしてきた。このような考え方に立って、どのような国語の授業を展開するか。新教科書の教材をとりあげて低・中・高学年別に解説した。

目次

高学年の国語でどんな力を育てるか(関連・系統指導でどんな力を育てるか;国語科で育てる力;本講座のテキストについて ほか)
5年の国語で何を教えるか(「新しい友達」(石井睦美)
「ふるさと」(高野辰之)
「海雀」(北原白秋) ほか)
6年の国語で何を教えるか(「森へ」(星野道夫)
短歌・俳句を味わおう
「砂漠に挑む」(遠山柾雄) ほか)