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内容説明
「自閉症児が就労できないのは、彼らの障害に問題があるのではなく、指導者側の実現に向けて取り組む姿勢に問題があるのではないか」「どういう支援や取り組みを行えば、就労が実現するのか」。本書は、自閉症者の企業就労に関わる課題を学校、家庭、職場の三側面から検討し、自閉症者の就労を拡大、維持するための方策について具体的にまとめました。また、実際に就労を実現させた先生方にお願いし、知的能力が重度の者から軽度の者まで26名の就労事例を取り上げ、就労の実現へ向けての取り組みと成功要因をまとめていただきました。
目次
第1章 全国の企業就労自閉症者の職場適応実態(373例の検討)
第2章 企業就労事例(重度精神遅滞を伴う自閉症者の就労事例;中度精神遅滞を伴う自閉症者の就労事例;軽度精神遅滞を伴う自閉症者の就労事例)
第3章 就労実現に向けて何が必要か
著者等紹介
上岡一世[ウエオカカズトシ]
1946年高知県生まれ。高知大学教育学部卒。鳴門教育大学大学院修了。高知大学教育学部附属中学校教諭(特殊学級)、愛媛大学教育学部附属養護学校教諭、愛媛大学教育学部助教授を経て、現在愛媛大学教育学部教授。専門は障害児教育。主に自閉症の人の自立や社会参加について研究している
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