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内容説明
共生社会を目指す特別支援教育において、保護者の役割は参加から参画へと、その役割の重要性は増すばかり。教師と子どもたちの成長のために、保護者との協力体制の必要性を叫んでいる。すべての教師が子どもの成長を願っているように、いかなる保護者も我が子の幸福を願っている。そして、教師と保護者との連携プレーがあって、かれらの成長と幸福の実現の可能性が高くなるものと思われる。しかし両者の関係はなかなか難しいというのが現状。本書では、保護者との連携・協力の在り方を論ずるだけではなく、その根源にある『信頼関係』をいかにしてつくろうとしたのか、著者の経験に即して話している。
目次
第1章 特別支援教育と保護者(特別支援教育成立の経緯;特別支援教育の構想と保護者;盲・聾・養護学校の在り方と保護者;小・中学校の在り方と保護者;特別支援教育体制の専門性の強化)
第2章 保護者との信頼関係を培うための6つの視点(保護者の苦しみや悩みについて知る―保護者の立場の尊重;保護者の身になって考える―保護者への共感的姿勢;さりげなく語りかける―保護者との契機づくり;保護者の声を最後まで聞く―保護者の主体性の尊重と保障;保護者を絶対に批難しない―保護者同士の連携の促進;子どもの変容を示す―実践的事実の創造)
第3章 風信『ピグマリオン』からのメッセージ(子どもたちに頑張れという前に;チャレンジングチルドレン;先生、もう東京さ行ってもいい)
著者等紹介
大沼直樹[オオヌマナオキ]
大阪教育大学教授。豊中市教育センター巡回相談員、豊中市教育運営委員、神戸市教育委員会「通常の学級におけるLD等への特別支援事業」巡回相談員、神戸市教育委員会「個別の教育支援計画策定検討委員会」委員、和泉養護学校学校協議会座長、藤井寺養護学校学校協議会委員長、大阪市就学指導委員会副委員長、大阪府教育センター「知的障害教育の自立活動に関する研究」プロジェクト・チームコーディネーターの任務につく
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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