目次
1 子どもとの格闘は教師の優しさの表現である(「格闘技」は自分との闘い;待てない自分との闘い ほか)
2 弱い心の自分をのりこえる日々(気概を持ち、弱い人と格闘する;失敗を繰り返して成長する ほか)
3 教室で教師の仕事を自覚したとき(私が、本当に「教師は、学級の統率者である」と自覚するまで;「体育は遊びではない、大事な研究です!」 ほか)
4 子どもの前に毅然と立つ(きっぱりと言わねばならぬときもある;「一度出した指示には必ず従わせる」という気迫 ほか)
著者等紹介
坂元弘平[サカモトコウヘイ]
1959年鹿児島生まれ。福岡大学人文学部フランス語学科卒業。現在、鹿児島県川内市立隈之城小学校教諭。TOSS鹿児島代表。TOSS鹿児島きのきあ代表。向山洋一弟子一門
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感想・レビュー
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ほうむず
3
◯教育とは格闘技だ=教育とは闘い ①教材との闘い=どのような授業をしたら児童の「できた」「分かった」が引き出せるか、教材と真剣に向き合い、教材研究をする ②児童との闘い=どのように指示すれば、児童集団をうまく動かすことができるか。児童があげる「アドバルーン」に対して、どう対応するか →授業前の準備と、授業中の瞬時の判断力が必要 →教育について真剣に考える ①視線=目をしっかり見つめて、相手の表情を確認、分かったか確認 ②言葉=発問1つでも細部までこだわる ③算数の基本形=「パッと見て、一目で分かるもの」2023/11/10