研究授業シリーズ
生徒が自ら考えを発展する数学の研究授業 中学2年編―この発問が発展のきっかけをつくる

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  • サイズ B5判/ページ数 129p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784185882187
  • NDC分類 375.413
  • Cコード C3037

内容説明

本書は、確かな学力の中でも、生徒が自ら学び自ら考える発展的な学習を、発問の改善を通じて実現する授業研究書として計画した。取り上げるのは、普段の授業である。日々の教育内容を自ら発展的に学ぶことができれば、数学の楽しさを知ることができ、そのことでまた数学を自ら学び自ら考える生徒が育つのである。そのために、まずは、生徒が学んでいる普段の教材を、発展的に学べるように工夫し、生徒が自ら学べるような学習指導を実現したい。このような願いから、本書では生徒が発展的に学べるようにする工夫として、単元の指導計画の中でも、少なくとも数時間の内容の数学的な発展の流れを見通すことを大切にし、その見通しのもとで、本時の授業のどのような発問が、生徒が自ら活動しながら数学の学習を楽しむきっかけとなるか、そして、つまずきやすい生徒をどのように支援する必要があるかを、学習指導の計画とその実際例において示すことにした。

目次

理論編 生徒が自ら考えを発展する授業を創る―この発問が発展のきっかけをつくる
事例編(文字式の利用、目的に応じた式変形―連続した2つの整数の和が奇数になるのはなぜか?;連立二元一次方程式とその解の意味・連立二元一次方程式の解き方―連立二元一次方程式を加減法以外の方法で解けるかな?;連立二元一次方程式の利用―様々な解き方を考えよう;平行線と角・多角形の角―直線でできる角について調べてみよう ほか)
指導法編(T.T.による弾力的な学級編成(三角形と四角形)―もし、正三角形でなかったらどうだろうか?
グループウェアを利用した学習指導―コンピュータを使って、友達とやりとりしよう)

著者等紹介

礒田正美[イソダマサミ]
筑波大学助教授

水谷尚人[ミズタニナオヒト]
筑波大学附属中学校教諭
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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