内容説明
本書は、「自然の中での遊びなどの体験が不足している現状から、各教科等との関連を図りつつ、地域や学校の実態に応じて、戸外で身体活動を行う自然体験的活動を積極的に取り入れていくようにする」という改善のねらいに実践的に対応するため、「自然とのかかわりの深い活動」編として刊行し、各学校等の活動に資するのがその趣旨である。したがって、第1部理論編で、教育課程審議会等の答申や中学校学習指導要領解説保健体育編等を踏まえつつ、自然とのかかわりの深い活動についての基本的な考え方を論じている。そして第2部実践編では、先進的な実践事例をあげている。その授業モデルとしては、大きく(1)体育の授業、(2)特別活動等、そして(3)総合的な学習の時間、の3つで構成している。加えて、(4)教育行政における「自然とのかかわりの深い活動」の支援事業ということで、県・市教育委員会としての取り組みを紹介している。
目次
第1部 理論編(改訂学習指導要領と新しい保健体育の課題;自然とのかかわりの深い活動の基本的な考え方)
第2部 実践編(体育学習の授業モデル;特別活動等における授業モデル;「総合的な学習の時間」との関連を図った授業モデル;教育行政における「自然とのかかわりの深い活動」の支援事業)
著者等紹介
本村清人[モトムラキヨト]
東京女子体育大学教授、前文部科学省スポーツ・青少年局体育官
戸田芳雄[トダヨシオ]
文部科学省スポーツ・青少年局体育官
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