内容説明
中学校数学科での「数と式」指導のねらい、および学年ごとの指導段階とその内容を明らかにする。そして、「数と式」指導の改善のポイントとして4つの観点を示し、授業を構想する上での基本的な考え方を提案。次に、各学年の「数と式」の単元ごとに、具体的な指導内容を解説し、その指導の重点について述べる。次いで、各単元の指導計画を示す。最後に、「数と式」に関する学習をより豊かなものにするために、実践を踏まえた12の選択学習のプランを紹介する。
目次
第1章 豊かな「数と式」指導を求めて(「数と式」指導のねらい;学年ごとの指導段階とその内容 ほか)
第2章 指導内容のポイント(正の数、負の数;文字と式 ほか)
第3章 新数学科の具体的な授業プラン(正の数、負の数;文字と式 ほか)
第4章 選択教科「数学」の新授業のプラン(方程式の解き方・間違い探し(第1学年・補充的な学習)
チャレンジ・数学検定(第1学年・発展的な学習) ほか)
著者等紹介
相馬一彦[ソウマカズヒコ]
北海道教育大学教授(旭川校)
国宗進[クニムネススム]
静岡大学教育学部教授
長崎栄三[ナガサキエイゾウ]
国立教育政策研究所総合研究官
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