内容説明
新教育課程に見る、選択教科としての数学は、日本の教育の発展に、更にまた、日本の中学生の生き甲斐に、どのような意義を持っているか、これらの点を明らかにしていく。さらには、選択数学の学習内容は何か、その内容を、教室で、どのように展開するか。これらの点を実際例で明らかにしていく。
目次
第1章 選択数学の意義と内容(「選択数学」の意義;ジャガイモの数学―カバリエリの定理;「三垂線の定理」から「地球儀の幾何学」まで;三面角の幾何学と製作活動;ピタゴラスの定理をめぐって―考える習慣/日独の協同学習を契機に ほか)
第2章 中学校数学の史的背景(中学校数学教育の概観;すべての中学生に「生きる力となる数学」を!―関数教育を例として;選択数学の史的経過)
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