内容説明
「算数的活動」に焦点を当て、現場の先生方が、算数的活動によって子どもたちの「思考力・表現力」(本書では、「数学的な思考力・表現力」を意味する)を育てる指導を充実してほしいという願いを持って編集したものである。特に第2章の各学年2事例ずつ計12の事例は、できるだけ具体的に指導展開を示すようにし、各事例ごとにその批評も「考察」として載せた。本書では、数学的な思考力・表現力とこれまでの「数学的な考え方」との関係についても考察している。
目次
第1章 思考力・表現力を育てる算数的活動と指導(算数的活動の意味;数学的な考え方と数学的な思考力・表現力;数学的な思考力・表現力を育てる算数的活動と指導)
第2章 各学年の事例と考察(まとめて数える;おおきなかず;なんばん目?;正方形と長方形;文章問題名人になろう―図をかいて問題を解決する;三角形を調べよう;面積の求め方の工夫;折れ線グラフ;多角形の内角の和;合同な図形;速さ;立体の体積)
著者等紹介
向山宣義[ムコウヤマノリヨシ]
玉川大学講師
廣田敬一[ヒロタケイイチ]
鎌倉女子大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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