内容説明
近年、全国的に初任者・新規教員の採用が増加傾向にあり、今後も初任者が一校に複数名配置される傾向が続くと想定されている。そのために現在、学校独自の若手育成プログラムが期待されている。学校の主体性・自律性が一層問われているのである。若手への指導・助言を具体的に構成する際、そこにどう学校経営方針のビジョンを反映させていくかは大きな課題である。本書は、そうした課題に取り組み、初任者、ならびに10年経験者、主幹や指導教官の力量を高め、真のリーダーを育成するプログラムとして学校改革、学校活性化を目指すものである。
目次
第1章 若手教員育成プログラムとは(今、学校で何が起こっているか;学級経営能力が問われている;授業力が身に付いているか ほか)
第2章 若手教員育成プログラム42(若手教員育成プログラム42とは;若手教員育成プログラムの年間計画)
第3章 若手教員育成プログラム42の実際(教育公務員としての第一歩をどう歩むか;子どもとの出会いをどう考えるか;始業式、何を話すか ほか)
著者等紹介
釼持勉[ケンモチツトム]
東京都出身。昭和52年千葉大学教育学部卒業。昭和58年兵庫教育大学修士課程修了。福島県立西会津高等学校、東京都文京区立明化小学校、北区立滝野川小学校、杉並区立高井戸第四小学校、荒川区教育委員会指導主事、教育庁指導部指導主事、東京都立教育研究所指導主事、東京都教職員研修センター統括指導主事を経て、東京都国立市立国立第七小学校長。この間、文部省学習指導要領(国語)調査研究協力者を務める
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