内容説明
向山の介入授業は、授業技量の上達を願う教師に、「はっきり」と「明確」に、授業の「見方」「組み立て」「やり方」を教えるために実施したものである。本書は、いくつもの向山の介入授業を再現させたものである。ライブでないと伝わりにくいのであるが、注意深く読めば、多くのことを得られると思う。
目次
1 教科書どおり教えるから詰めができ、子どもが分かる(介入授業で授業の腕を上げる;“2けたのかけ算”の介入授業と分析;介入授業を終えて)
2 わり算の原理は教科書どおりやるから分かる(“整数のわり算”の介入授業と分析;“整数のわり算”の授業展開案;“整数のわり算”の授業展開案をめぐって ほか)
3 かけ算の筆算の導入をこう授業してこそプロ教師(“かけ算の筆算”の介入授業と分析;「2けたをかけるかけ算の筆算」の教材研究;「2けたをかけるかけ算の筆算」の授業案 ほか)
著者等紹介
向山洋一[ムコウヤマヨウイチ]
TOSS代表
赤石賢司[アカイシケンジ]
群馬県桐生市立境野小学校。TOSS群馬インフィニット代表。『向山型算数教え方教室』副編集長
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