内容説明
子どもたちに「生きる力」を、という論議が盛んです。裏をかえせば、今(20世紀末)、日本の子どもたちは、あまりにも「生きる力」が衰退し、何となく将来も悲観的、という感じさえします。だからこそ、子どもに最も身近な親や教師が、子どもたちの最も頼りとなる味方であり、支援者でなければならないのです。本書は、その意味で、子どもたちの学校生活の母胎である学級生活をどう充実し、明日への喜びや期待をどうつくり上げていくかを主眼としてまとめました。
目次
第1章 「生きる力」の衰退
第2章 生きる力と生き方教育
第3章 小学校進路の指導
第4章 生き方教育の実践例
第5章 中学校の進路指導への期待
第6章 まとめ