内容説明
私たち、科学的「読み」の授業研究会では、一時間の授業が問題ではなく、教材を一つの単元として全体をどう授業するのかが問題だと考えている。そしてまた、単に授業が成立するというだけでは、国語教育にはなり得ないとも主張してきた。それはなによりもまず、読みのちからを生徒たちの身につけるような指導として、毎日、毎時間なされているかが重要だと考える。この方法で授業をやっていくためには、まずどうしても、教材となる、説明的文章や文学作品の教材研究が必要になる。そのために、このシリーズではその教材研究の定説化のための叩き台となるものをシリーズ化して提供しようとしたのである。
目次
1 表層のよみ
2 構造よみ
3 形象よみ
4 主題よみ
5 資料
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- 和書
- 蕪村伝記考説