内容説明
これまでの社会科は、端的に言って知識重視、学び方軽視の社会科学習であったと言えよう。これからの社会科は、知識か学び方の二者択一ではなく、知識のみを重視する風潮を改め、知識と学び方の両立、調和を図る社会科学習が要請されているといえる。社会科が“生きる力”をはぐくむことに貢献するには、その方向で授業改善に努める必要がある。
目次
1 中学校社会科の改訂の課題と方針
2 中学校社会科の改訂の趣旨と要点
3 地理的分野の指導計画と展開例
4 歴史的分野の指導計画と展開例
5 公民的分野の指導計画と展開例
6 中学校社会科の新実践課題
7 指導計画の作成と各分野にわたる内容の取扱い