内容説明
混迷の時代を切り開く社会科ならではの教材開発と実践。実践の理論化、理論の実践化に基づく社会科の授業開発。新時代の社会科につながる授業力開発の視点を提供。
目次
1 一・三・四年生(小学校低学年における法的アプローチを基盤にした授業開発―「ルール学習」の改善のために;多様な学習活動を効果的に設定した社会科授業―第三学年「地域の人々の販売の工夫」を事例として;二学年の連続性を重視した地域教材の開発―古地図と人でつなぐ「昔調べ」と「地域の発展に尽くした先人」 ほか)
2 五年生(イメージマップでつくる社会科授業;小学校における社会科の視点からの食育実践事例―子どもの疑問を追究する実践事例を通して;ロールプレイング・シミュレーションを取り入れた小学校社会科学習モデルの構想と実践―意志決定論を踏まえて ほか)
3 六年生(多元的物語(マルチ・ナラティブ)としての歴史授業の提案
児童の学習特性を活かした歴史学習
「市町村合併‐白神市名称問題‐」の授業―役割体験を活用した政治学習の取り組み)