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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キャラ
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説明文とは何で、どのような特性があるからこそ、読み、つまり学び手の理解の階層を内容、構造、筆者の意図の段階で分けられるのだ、と解説される。そこで、子どもたちがこの段階を丁寧に降りていけるよう、具体、推測という学習活動の提案がされる。教材特性から見いだされた手法だ。書いてあることそのものの理解から抽象化、概念的理解、批判的視座へと、一般的にもそうだなと実を伴い腑に落ちる。説明文というと科学的で、客観的な印象が強いが、ある種説明文も筆者により強固に論理つけられた主観であると、批判的意識をもつ教育は大事だろう。2025/08/04
松村 英治
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説明文学習の読みの目標、学習活動、発問、指導法、教材の特性などが明快に示され、さらにそれらと学習指導要領との関係性も整理されていて、純粋に読み物として面白かったし、2学期以降の自分の授業が必ず少しでもよくなりそうな予感がする1冊だった。2025/07/29