内容説明
「もっと子どもたちの成長に関われるようになりたい」「どうすれば、子どもたちがいきいきと学習することができるのだろう」「より良い教育の在り方について考えたい」…と、日々試行錯誤されているみなさん。「学び続ける子」を育て、支えるためにできることを、ぜひ一緒に考えましょう。
目次
第1章 「教師のいらない授業」づくりの考え方(教師のいらない授業とは?;教師が頑張りすぎる授業 ほか)
第2章 「教師のいらない授業」のつくり方(学級経営―あらゆることを「自分事」にする;学習課題―「問い」を意識できるようにする ほか)
第3章 「教師のいらない授業」実況中継!(国語「ごんぎつね」(4年)
道徳「手品師」(6年) ほか)
第4章 「教師のいらない授業」に取り組むために(子どもたちにきいてみよう;実践に取り組むためのQ&A)
著者等紹介
若松俊介[ワカマツシュンスケ]
大阪教育大学小学校教員養成課程教育学コース卒業。大阪府の公立小学校で5年間勤務。現在、京都教育大学附属桃山小学校教諭。「国語教師竹の会」事務局。「授業力&学級づくり研究会」会員。「子どもが生きる」をテーマに研究、実践を積み重ねている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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み
14
教師に必要なのはファシリテートの力なんだなと。もちろん完全にいらない、ではなくて、子どもが自分の学習を自立的に行うことができる、という状態を目指すのが大事ということ。言えない→言い合い→話し合い→聴き合いという対話のステップはとても大事だと思った。あと、問いを立てさせることと、振り返らせること。2021/10/05
向山 彰彦
2
コーチングのやり方に近い。なるほど。2021/03/23
てつや
1
足りないから助け合う2021/09/10
にくきゅー
1
教師のいらない授業のつくり方か。授業のビジョンと同じく、根底にあるのは、学習者中心の考え方。ハテナという言葉で、有田和正先生を思い出す。追究の鬼も自立した学習者の一つの形なんだろうな。閑話休題。教師がいらない状態になるためには、学習の自分事化と思考方法や解決方法が子どもにあるのが大事。問いを立てさせる、シンキングツールでは思考の仕方を、ロイロノートで思考の共有を図る。2020/08/09
かるー
0
児童の自立を促すこと。2022/07/10