内容説明
自律的な学習者を育てる具体的な授業書。
目次
第1章 動機づけ(子どもたちをどう「コントロール」するかではなく、どう内なる「やる気」を引き出すか考える;子どもたちが自己調整できる学習者となるために、「自律的動機づけ」を高める;教師と子どもの「関係性」を大切にする ほか)
第2章 学習方法(授業では、「魚を与えるのではなく魚のとり方を教える」;学習過程を振り返り「学習方法」に注目できるようにする;学びのユニバーサルデザイン(UDL)でマインドセットを転換する ほか)
第3章 メタ認知(子どもたちが「メタ認知」を働かせれば、「学びの舵取り」がうまくなる;「メタ認知」を高めるために、授業をデザインする;「予見段階」では、「メタ認知スケール」や「学びマップ」を活用する ほか)
著者等紹介
友田真[トモタマコト]
1984年広島県生まれ。広島大学教職大学院修了。現在広島県公立小学校勤務。公認心理師。徹底反復研究会などに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黒木文庫
3
再来週の研究授業に向けて胸が熱くなる。GIGAスクール構想に伴って、さまざまな学習方法の幅も広がり、生徒同士の共有もやりやすくなっている。メタ認知をさせることで、子供の心に火をつけ、自分の力で自分自身を高めていくことのできる生徒を育てていきたい。2024/10/09
かるー
3
自己調整とかUDLとかそう言った今の自分の興味に沿ったもののたくさんあった。2024/06/19
ジーフー
2
それほどページ数が多くなく読みやすい。実践しやすい具体例や簡潔に理論の裏付けも書かれている。2024/07/21
寺口大貴
0
★★★★★ 子どもたちのやる気に火をつけることや学習方法を選ばせること、そして、自らの状況をメタ認知することが大切。子どもたちに学習方法を選ばせるっていうのは難しいなぁ、と思った。2024/09/13