策略－ブラックトーク術 子どもを騙す話し方

中村 健一【著】

明治図書出版（2025/02発売）

• サイズ 46判／ページ数 176p／高さ 19cm
• 商品コード 9784183900364
• NDC分類 375.1
• Cコード C3037

出版社内容情報

教室からは楽しそうな笑い声。そして、子どもたちは実によく、教師の話を聞いていて、指示に従う。それは子どもをコントロールするトークを教師が繰り広げているからだ。教師はしゃべりが９割。言葉で子どもの人生までも変える。詐欺的で漆黒のワザを手に入れろ！

内容説明

熱意だけで子どもの心はつかめない！本書は「日本一のお笑い教師」が実は腹に持っていた策略をあらわにしたものだ。子どもたちは「うん、うん」と実によく教師の話を聞いている。なぜか？―騙されているのだ。子どもをコントロールする、詐欺トークが使われているからだ。教師を長く続けるために「策略」は必須の色だ。

目次

第１章　４月の学級開きで騙す「詐欺トーク」術（子どもたちが話しかけたくなる「ウソ餌」をまけ；目標達成のためなら「悪い冗談」も許せ　ほか）
第２章　日常生活で騙す「詐欺トーク」術（長い話は「くどい」「しつこい」と、聞いていない；子どもを虜にする教師のトーク５か条　ほか）
第３章　学年、全校を騙す「詐欺トーク」術（衝撃を与える、着任式での「歌」；「イチャモン」をつけてから、話せ　ほか）
第４章　おまけ『ブラック』中村の遺言状（誰か「訴えてやる！」と、言ってくれ；騙してでも、教師にするしかない　ほか）

著者等紹介

中村健一［ナカムラケンイチ］
１９７０年、父・奉文、母・なつ枝の長男として生まれる。名前の由来は、健康第一。名前負けして胃腸が弱い。酒税における高額納税者である。キャッチコピーは「日本一のお笑い教師」。「笑い」と「フォロー」をいかした教育実践を行っている。しかし、この『ブラックシリーズ』でその真の姿、「腹黒」をカミングアウト（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[寺口大貴]

★★★★★ 伝え方が1番。

2025/04/17

[縁]

話は短いに限る。改めて。

2025/03/16

[U-Tchallenge]

教師には言葉という武器がある。というか、それしかないのかもしれない。教師の言葉はかつてよりは軽くなっているだろう。しかし、決して重たくないわけではない。だからこそ、教師は発する言葉を大切にするために話し方を磨く必要があるだろう。そのためのさまざまな技術や意識することを知ることのできる内容であった。また、中村先生の教育に対する考え方についても触れることができる内容であった。「ブラックシリーズ」を読んでいる者にとっては今回も必読の一冊である。そして、次回作も期待したい(笑)。

2025/02/01