内容説明
基本的に文章の部分がほとんど無い、「面白い授業、わかりやすい授業」の先にある、『学び合い』の本当に目指すべき姿が描かれている、実話をもとにしたストーリーマンガ。「お悩み相談コーナー」つき。
目次
中学校編(先生に伝えたいこと;みんなを大事にするということ)
小学校編(『学び合い』って何?;『一人も見捨てない』って何?;学びのカタチ)
著者等紹介
西川純[ニシカワジュン]
1959年東京生まれ。筑波大学生物学類卒業、筑波大学大学院教育研究科修了(教育学修士)。博士(学校教育学)。前臨床教科教育学会会長。上越教育大学教職大学院教授
野口大樹[ノグチダイキ]
1980年新潟県生まれ。新潟県小学校教員。2018年より現職派遣として上越教育大学教職大学院で学ぶ。西川研究室所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koki
2
『学び合い』の理念をわかりやすく伝えるためのまんが版。 「一人も見捨てない」という考え方は共感できるが、否定形で語る教育っていかがなものかと今一歩、踏み出せない自分がいる。また、数学のような問題は、解き方を教えたりすることはイメージできるが、社会科のような問題(本書では、「参勤交代はなぜ行われたのでしょう?」の課題)ではは、単なる文章写しにならないか。それでは、浅い学びになってしまう。関連本も何冊か持っているので、読み込みが必要である。2020/02/25
Ajiro Ryosuke
2
漫画で分かると言いながらほぼ文章って本ではないです。 全編通して漫画です。 解説や『学び合い』のテクニックについての説明はありません。 教育書なのに説明がないって?誰のための本なの? 読者は子どもです。 教育書ですが読者の想定は子どもです。 漫画「日本の歴史」「世界の歴史」と同じように教室の本棚に並べてもらう本です。 子どもが読み選択肢の一つになればいいなという本です。 『学び合い』が教師の教授法ではないから可能な本です。 『学び合い』の考え方が書かれている本です。2020/02/13
どかどかどか
1
多様な方法を柔軟にやり続けることの一環かな。これがはまる人もいるかもしれない。2020/03/24
BECCHI
1
小学校の先生がこの漫画を描いたことにびっくりした。内容は至ってシンプルでわかりやすい。『学び合い』の実践で大事にしたい言葉だけを集めた感じ。よくできている漫画だなぁと思った。教師は大事な思いを伝える。子どもたちは課題だってせいのために考えて行動する。もちろん、実践していくうちにここに書かれているように簡単にうまくいくわけではない。でも、大事な事をブレないようにしつつ、その時その時の子供の様子や状況を考えて、教師は過ごしていくと良いと思う。それから、教師の想いを伝えるのにこの本はわかりやすい。教室に置こう!2020/03/16
pocky
1
『学び合い』の本を読んでいると,なんだか物足りない印象を受けるけど,子どもが読むことを想定すると,このくらいの方がわかりやすい…?なんにしても『学び合い』が広まってほしいいと思う。2020/02/22
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