出版社内容情報
教師が説明しないと苦手な生徒は理解できない。苦手な生徒は説明できなくても仕方がない。生徒に任せたらできる、できないの差が広がる。そんな思い込みを覆す、アウトプットがインプットの質を高める様々なしかけがなされた「学級全員が説明する」授業の提案。
内容説明
教師が説明しないと苦手な生徒は理解できない。苦手な生徒は説明できなくても仕方がない。生徒に任せたらできる/できないの差が広がる。これらは、全て勘違い。
目次
第1章 なぜ「学級全員が説明する授業」なのか(理想と現実の狭間で―何から取り組めばよいのか;苦手な生徒の視点で授業を見直すと;「学級全員が説明する授業」を行う価値と概要)
第2章 「学級全員が説明する授業」の具体例(通常の授業に「学級全員が説明する活動」を取り入れる;教科書例題の学習に「学級全員が説明する活動」を取り入れる;テスト返却時に「学級全員が説明する活動」を取り入れる)
第3章 「学級全員が説明する授業」を有効に行うために(学級全員のモチベーションを高めるために;授業をデザインするうえで意識するべきこと;個を把握するための振り返り)
第4章 「全員が説明」に慣れるための、「全員が発信」する活動(ペアで問題を出し合う活動;選択式「音声計算カード」;アンケート結果を生徒に開示・共有する)