内容説明
最近は春の雪がしみこむように一読総合法が広がって、広くその手法がとりあげられています。しかし、多くは見よう見まねで、真の趣旨を正しく方法化していません。一読総合法は、読みばかりでなく、広く国語教育の構造を考え、表現・理解を一体として、基礎づくりから体系的に指導を考え、5つの領域にわけて実践を進めています。本書は、一読総合法の全領域を概観し、特に「一読総合読み」に中核を据えました。全般にわたって、実践例をあげ、その根拠を述べることに努めました。
目次
第1章 理論編―一読総合読みの理論(読みには、どんな授業を;一読総合読みの定型;一読総合読みのめざす能力;一読総合読みの特色;一読総合法と一読総合読み)
第2章 実践編―一読総合読みの実践(入門期の授業;低学年の授業;中学年の授業;高学年の授業)
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