内容説明
「授業で使える」という部分にスポットを当て、「百首すべてを指導案形式でまとめる」というスタイルで構成。
目次
指導案編A(足曳の山鳥の尾のしだり尾の長々し夜を独りかも寝む;有明のつれなく見えし別れより暁ばかり憂きものはなし ほか)
指導案編B(嘆けとて月やはものを思はするかこち顔なるわが涙かな;来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くや藻塩の身もこがれつつ ほか)
指導案編C(春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山;天の原振りさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも ほか)
指導案編D(わが庵は都のたつみ鹿ぞ住む世をうぢ山と人はいふなり;花の色は移りにけりないたづらにわが身世に経るながめせし間に ほか)
指導案編E(明けぬれば暮るるものとは知りながらなほ恨めしき朝ぼらけかな;朝ぼらけ宇治の川霧絶え絶えにあらはれ渡る瀬々のあじろぎ ほか)
著者等紹介
小宮孝之[コミヤタカユキ]
TOSS五色百人一首協会事務局長。TOSS中央事務局・TOSS武蔵野代表。東京都板橋区立紅梅小学校主幹(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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