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出版社内容情報
学校現場はとても忙しい。次から次へトラブルは起こるし、心を砕き親切に対応すれば時間はいくらあっても足りない。仕事は仕分けと段取りでコスパが上がる。10分休みを笑うなかれ。定時で帰る極上の策略がある。長時間残業と決別するために…漆黒のワザを手に入れろ!
内容説明
熱意だけで仕事はまわせない!本書は「日本一のお笑い教師」が実は腹に持っていた策略をあらわにしたものだ。その教師は、定時で帰る。なぜか?―朝イチ作戦を練り、定時帰宅♪から逆算して仕事を組むからだ。教師を長く続けるために「策略」は必須の色だ。
目次
第1章 「日常」ちょっとの手抜き術―10分休みを笑う者は、長時間残業となる(定時で帰る教師には、幸がある;「学級崩壊」予防で「手抜き」が叶う;その後のために、4月だけは、がんばっておく ほか)
第2章 「非日常」大きな手抜き術―仕事は仕分けと段取りでコスパが上がる(提出袋1つで、配付と催促の手間を省け;子どもの名前を早く覚えて、時短せよ;教材選びは、人任せ ほか)
第3章 ブラックの「おまけ」を愛する読者に捧ぐ(人を罵倒するような人間は、不幸になれ!;出品作品は、親の顔色を見て決めよ;保護者をヨイショし、涙を誘え ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
家主
4
16A ブラック本は、読みやすいのが良い。わかりやすい。4月だけは頑張っておく。テストは朝イチ。即採点で放課後仕事をなくせ。子供は早く帰らせろ。子供に作業させ、教師は休め。手抜き授業も終わりで帳尻を合わせよ。泣く子に関わる時間は無駄。家庭訪問のアポ取りは省け。被害者へ先に電話すれば、一つ時短。休んだ子のために時間を使うな。所見はアンケートで手を抜け。以上10項目に大きく賛成。親の手が入ってる作品を選ぶ、についてはちょっと納得いかない。もう少し詳しく話を聞いてみたいと思った。2023/04/28
草食系教師
3
仕事術系の本で共通して書かれてるのはとにかく時間を意識すること。本書は特に現実的な提案が具体的に書かれている。教室に置くとよい本、席替えの話、テストの話は実践してみよう。まぁ、こんな考え方もあるか、ぐらいの受け取り方で読めばいいかな。確かに、変な正義や子供のためで縛りつけられてた部分は大きい。そして、コロナからの脱却により、色々な仕事が復活してきている今、考え直したいところだ。2023/04/22
U-Tchallenge
1
「日本一のお笑い教師」の異名を持つ中村先生のブラックシリーズの新刊。今回のテーマは仕事術。中村先生が日々行われている仕事のやり方について具体的に書かれている。具体的というよりも、読者が知りたい本当のところまでオープンにしてくれている。僕はブラックシリーズでいつか仕事術を読みたいな、と思っていたので満足できる内容であった。ブラックシリーズも9作目である。次回作も期待したい。次はどのようなテーマがいいだろうか、と考えながら次回作を待ちたい。2023/01/28