内容説明
本書では物語・小説を豊かに確かに「読む力」をつけていくための新しい「指導過程」を提案した。そして、どういう力を子どもたちに身につけさせていけばよいかという「読む力」つまり「教科内容」の具体を新たに提案した。
目次
第1部 国語力をつける物語・小説の「読み」の授業―指導過程と身につける「国語の力」(物語・小説についての三つの指導過程と三つの国語の力;「組立・構造」に着目したあたらしい「読み」―構造よみ;「技法・形象」に着目したあたらしい「読み」―形象よみ;「形象」を読み深めるための様々な方法;「評価・吟味」に着目したあたらしい「読み」―吟味よみ)
第2部 有名教材であたらしい「読み」の授業を検証(「モチモチの木」(斎藤隆介)のあたらしい「読み」の授業
「ごんぎつね」(新美南吉)のあたらしい「読み」の授業
「走れメロス」(太宰治)のあたらしい「読み」の授業)