内容説明
「漢字を覚えることが苦手」「漢字練習が面倒」「漢字テストなんて無ければいいのに」そんな声を聞いたことはありませんか?「練習しなさい」と言われるから渋々やる。何となく、適当に漢字練習をしたノートを提出する。形ばかりの漢字練習。覚えたいと思って練習していないから、記憶に残らないのは当然です。そこで、今までの漢字指導に、少し手を加えました。心したことは、一つ。「漢字に出会うこと」が楽しくなるように仕掛ける、ただそれだけです。楽しければ、覚えなさいと言わなくても子どもたちは漢字を自然と覚えます。「授業・教室環境・テスト・宿題・自学」の5つの場においてほんのちょっとの手間と工夫を積み重ねることで、子どもたちが“漢字大好きっ子”に変わっていきます。
目次
1章 どの子も漢字の時間が待ち遠しくなる!「授業」で漢字指導(出会いの演出で漢字が好きになる!低学年漢字指導術;漢字が友達、親友に!中・高学年漢字指導術;子供熱中!“自分たち授業”で漢字学習)
2章 どの子も漢字の時間が待ち遠しくなる!「教室環境」で漢字指導(資料にひと工夫!「知的学級掲示」で漢字指導;ゲーム感覚で学ぶ!「ゲーミフィケーション型掲示」で漢字指導;出会いを楽しむ!「学級文庫」で漢字指導)
3章 どの子も漢字の時間が待ち遠しくなる!「テスト」で漢字指導(学び方が変わる!「上達型テスト」で漢字指導;いつでもどこでも!「発見型テスト」で漢字指導;深く学ぶ!「挑戦型テスト」で漢字指導)
4章 どの子も漢字の時間が待ち遠しくなる!「宿題」で漢字指導(漢字テストへの布石「宿題漢字プリント」で漢字指導;授業・知的学級掲示に活きる「作成型宿題」で漢字指導;全員が喜んで書く「作文問題」の場で漢字指導)
5章 どの子も漢字の時間が待ち遠しくなる!「自学」で漢字指導(工夫した練習の連続!「ドリル型」漢字自学;授業・宿題を活かす!「続き学び・つながり学び」漢字自学;家族を巻き込む!「共有・協育・驚育」で漢字自学)
著者等紹介
福山憲市[フクヤマケンイチ]
1960年山口県下関市生まれ。広島大学卒業。山口県下関市立一の宮小学校教諭。現在、「ふくの会」というサークルを35年継続。「ミスをいかす子ども達を育てる研究会」も組織し、ミス退治運動を進行中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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