内容説明
授業準備から、発問、板書、グループ活動まで、すべてわかる!
目次
1章 授業準備―「生徒の実態」と「教科書ベース」が大原則
2章 授業の導入と説明―授業は導入が「8割」
3章 指示と発問―「簡潔さ」と「生徒の力」を大切にする
4章 板書―「CHALKの法則」で板書が変わる
5章 ノート指導とグループ活動―「高校」だからこそ、意識したいこと
6章 課題・テスト―「評価の基準・方法」を明確にする
著者等紹介
栗田正行[クリタマサユキ]
一度は憧れて教員になるも理想と現実とのギャップに耐えられず退職。飲食業を経て、塾講師へ転身。教室責任者として、授業スキルだけでなく、社会人としての考え方、効率的な働き方、子どもから大人まで対応できる幅広いコミュニケーションスキルを徹底的に学ぶ。その経験をもとに、今一度教職を選んで現在に至る。書籍や連載の執筆に加え、講演や校内研修講師としても活躍中。実務に即し、再現性がある内容で参加者の満足度は高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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虎哲
3
授業作りがまだ出来ていないと思い手に取った。期待通り基本的なことがまとまっている。もちろん普段から意識していることもあったが、それがなぜ大切かを再確認できた。何より著者の真摯な態度が文から伝わってきて読みやすかった。なぜならその知見に至る経験や出典が明示されているからだ。著者は数学科の教員だが、他教科にも通ずるように意識されている。指示が苦手で「些細なこと」を気にしていないという課題がある私は3章からの学びが多かった。他にも「「間」のない話は間抜け」やルール作りとその伝え方について今後は意識していきたい。2021/07/12
ルシャトリエの原理
1
手元に置いておこう。2024/01/31
AKN
1
叱るときには、生徒の望ましくない行動のみを叱る。 今回はどうして提出物を忘れたの(理由を聞く)。では、いつ提出(約束をする)できますか(本人に言わせる)。次回は提出日の前日までに(改善方法を具体的に示す)は提出してください。このように理由を聞く、本人に言わせる、改善策を具体的に示すと言う3つのポイントを押さえると有効な指導になる。2023/06/08