内容説明
本書は、これまで編者の佐藤隆博の指導の下に実践された初等・中等教育における構造学習の事例や、筆者の教員養成課程での実践例などを、構造学習の理論的背景や新学習指導要領を踏まえてまとめたものです。実践例は、新学習指導要領に改訂される以前のものです。しかし、よいものは不易な価値をもち、時代を超えて光を放ちます。きちっとした構造学習理論に基づいて実践され、またその実践によって理論の正しさが立証されたものだからです。しかも、これらの実践は、論理的な思考力・判断力・表現力を育成し、国語に対する興味・関心を高めるものです。そして言語に関する知識を、体系的に学習させるものです。知識は体系的に学習してこそ、確実で、長く保持され、活用されます。
目次
1部 構造学習の考え方(構造学習のすすめ;ブルーナーの「教科の構造」と構造学習法)
2部 国語科教育における構造学習(国語科教育と構造学習論;構造学習の方法―コンセプトマッピング法を活用した構造的言語化能力育成の事例)
著者等紹介
瀬川武美[セガワタケミ]
帝塚山学院大学文学部教授
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