内容説明
この本は、学級通信が子どもを育てるだけではなく、教師の成長も支えるという側面を重視して書いています。つまり、「学級通信の発行」が目的ではなく、「教師自身の力量形成のために学級通信を書きませんか?」というスタンスで書かせていただきました。Chapter1では、学級通信の役割について考えてみました。Chapter2では、学級通信作成のポイントをまとめてみました。Chapter3では、これまで発行してきた学級通信の実物を紹介しています。学級通信という「実践」が、私自身を育ててくれたと思っています。それは「仕事」とは違う、「学びの場」だったと感じます。ぜひ、みなさんも力量形成の意味にもウエイトを置き、学級通信を書いてみてはいかがでしょうか。
目次
1 学級通信の役割(学級通信で「授業実践」を残すため!;学級通信で「子どもたちの成長」を伝えるため!;学級通信で「教育に関する情報」を共有するため! ほか)
2 発行のポイントちょこっとスキル(タイトルは「見た目」も「意味」も重視する!;発行の「目的」をもち、「ペース」をコントロールする!;「スタイル」を決め、「見通し」をもつ! ほか)
3 学級通信の実際と解説(出会いの春;生き生き夏;実りの秋 ほか)
著者等紹介
古舘良純[フルダテヨシズミ]
1983年岩手県生まれ。現在、岩手県花巻市の小学校勤務。近隣の学校で校内研修(道徳)の講師を務めたり、初任者研修の一環等で道徳授業を公開したりしている。バラスーシ研究会、菊池道場岩手支部に所属し、菊池道場岩手支部長を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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