内容説明
人間関係の固定化を回避するポイントは、「弱い絆」。AIには代替しにくい3つの能力がゴールに至るカギを握る。荒れた学級ほど、「先頭集団」を育てる意識が必要。力のある教師は、「遅効性の肥料」を多用している…知れば知るほど学級が俯瞰で見えてくる。
目次
第1章 本当は大切だけど、誰も教えてくれない「学級経営のゴール」5のこと
第2章 本当は大切だけど、誰も教えてくれない「子どもの変容」6のこと
第3章 本当は大切だけど、誰も教えてくれない「環境づくり」6のこと
第4章 本当は大切だけど、誰も教えてくれない「学級経営の筋道」6のこと
第5章 本当は大切だけど、誰も教えてくれない「個別指導と集団指導」6のこと
第6章 本当は大切だけど、誰も教えてくれない「学級経営と授業」6のこと
第7章 本当は大切だけど、誰も教えてくれない「教師のマインドセット」7のこと
著者等紹介
大前暁政[オオマエアキマサ]
岡山大学大学院教育学研究科修了後、公立小学校教諭を経て、2013年4月京都文教大学准教授に就任。教員養成課程において、教育方法論や理科などの教職科目を担当。文部科学省委託体力アッププロジェクト委員、教育委員会要請の理科教育課程編成委員などを歴任。理科授業研究で「ソニー子ども科学教育プログラム」入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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onoeume
3
学級経営の具体的な進め方がよくわかりました。構造図と先人の学級経営の紹介がよかったです。2021/03/10
tenjin
3
この「誰も教えてくれない」シリーズ3部作は本当にオススメです。 ベテランであるほど、たぶん目から鱗の状態に陥ると思います。 若手のときに本当に読んでおきたかった!と思える本。 しかし、ベテランでも明日からの教育観が変わります。2022/02/18
森山洋輔
3
学級経営について、今更ながらしっかりと学べました。2022/02/04
どこかの国語教師
3
2021年7冊目。小学校の担任向け。ただ、一部中学校にも準用できそう。学級経営のゴールは「お互いがお互いを高め合う状態」。学校も教師も必要のない人、学級の一人ひとりが自立できるように導くこと。2021/03/09