出版社内容情報
授業デザインについてハウツーより深いことを知りたい人が読む本
目次
第1章 本当は大切だけど、誰も教えてくれない「授業方法」7のこと
第2章 本当は大切だけど、誰も教えてくれない「できる・楽しい授業づくり」7のこと
第3章 本当は大切だけど、誰も教えてくれない「認識の飛躍を促す深い学び」8のこと
第4章 本当は大切だけど、誰も教えてくれない「主体的な学習」7のこと
第5章 本当は大切だけど、誰も教えてくれない「協同学習」6のこと
第6章 本当は大切だけど、誰も教えてくれない「授業展開」6のこと
著者等紹介
大前暁政[オオマエアキマサ]
岡山大学大学院教育学研究科修了後、公立小学校教諭を経て、2013年4月京都文教大学准教授に就任。教員養成課程において、教育方法論や理科などの教職科目を担当。「どの子も可能性をもっており、その可能性を引き出し伸ばすことが教師の仕事」ととらえ、現場と連携し新しい教育を生み出す研究を行っている。文部科学省委託体力アッププロジェクト委員、教育委員会要請の理科教育課程編成委員などを歴任。理科授業研究で「ソニー子ども科学教育プログラム」入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
15
授業を作るために知らなければいけないことはこれに全て載っているといえるくらい、良書。子供が間違えそうな状況をお膳立てした上で討論させる。学習とは何か。認知とは何かがわかった。討論や話し合いをさせるためには、それをするために必要な知識を先に与えておかなければならない。2022/04/10
楽しく生きる
6
重要事項が網羅され、整理され、ストンと納得できます。 これまでの授業論を踏まえながら、 新しい授業理論や実践を取り入れているので、 授業に関するほとんどすべての知見がこの一冊にまとめられていると思われます。 実践を通して語ってくれるので、すごくわかりやすい文体なのも高評価です。 やはり具体的な話がいいですね。本書は、長く読み継がれる本になると思います。私の中では殿堂入りしています。2022/02/25
TWIST
6
教師を10年、20年、30年とやってきても知らなかった内容がここに掲載されている。何度も繰り返し読みたい本。 この3部作、教師として絶対に知っておきたいことが書かれてあるとうたわれているだけあって、教師になる前に読んでおけば、本当に役に立つと思える。ベテランでも学びがありました。2021/12/28
onoeume
5
このシリーズって全てで大きな学びがありますが、この授業デザインは絶対に読まないといけないと思える最高の内容でした。子ども主体の授業にするための大切な技法の数々が載っていますし、それだけではありません。もっと根本的な授業観が新しくイメージできるようになります。授業のゴールと、そこに至る筋道、そして実践例が全て学べるのは本書だけです。2021/12/28
風光明媚
5
今後10年、20年とバイブルであり続ける 現時点における授業に関する教育書の、『最高到達点』だと思います。 これ以上の内容の密度をもった教育書は読んだことがありません。 今後、10年、20年、30年とバイブルとなることでしょう。 かつて、斎藤喜博の授業論がバイブルとなり、 その後、それを受け継いだいくつかの授業書がバイブルとして読み継がれてきました。 本書は、それらの先哲の知見をすべて網羅している上に、最新の知見を加えたものになっています。2022/02/22