出版社内容情報
【目次】
内容説明
近年、不登校児童生徒の増加や、多様な子どもを包摂していく必要性などから、すべての活動の基盤としての「心理的安全性」が注目されています。しかしSNSなどの実践を見ていると、残念ながら、心理的安全性という居心地の良いフレーズに、理論的背景を踏まえずに、なんとなく各種これまでの実践をつなげているようなものが少なからずあるように感じています。そこで改めて、子どもたちにとって本当に居心地が良く、自律した学習者を育成するために、「そもそも、心理的安全性を育むこととはどのようなことなのか」「なんちゃって心理的安全性になってしまう原因」「失敗しない心理的安全性のつくり方」といったことについて、学級づくりや授業づくりでの具体的な取り組みを踏まえながら、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。本書が、読者の皆様の一助になれば、これにまさる喜びはありません。
目次
1章 なぜ心理的安全性なのか?「心理的安全性」の考え方と4つのポイント(心理的安全性について;「なんちゃって心理的安全性」になる6つの原因;「安心」と「挑戦」は両立できる;なぜ心理的安全性なのか;エピソードで語る心理的安全性が高い学級の特徴;「言えない」「沈黙」の意味を考えよう;心理的安全性が放任にならないようにするには;心理的安全性を育むことを自分ごとにする)
2章 失敗しない心理的安全性のつくり方~クラスづくり~(クラスの心理的安全性をつくる年間プログラムについて;8つの教師のあり方を自分のものにする=習慣化しよう;「できない不安を乗り越えるプログラム」について;「ネガティブだと思われる不安を乗り越えるプログラム」について;「邪魔をする人だと思われる不安を乗り越えるプログラム」について;「話しやすさ」を育てる4つのステップ;「挑戦」を育てる4つのステップ;「助け合い」を育てる4つのステップ;「新奇歓迎」を育てる4つのステップ)
3章 失敗しない心理的安全性のつくり方~授業づくり~(心理的安全性と令和の日本型教育の関係性;自由進度学習の目的が何かを考えよう;自由とは何かについて考える;自由進度学習を成功させる3つの秘訣;心理的安全性を育む「算数」;心理的安全性を育む「社会科」)
4章 心理的安全性Q&A(優しすぎて成長が止まってしまうのでは?;厳しく言うと心理的安全性が壊れてしまうのでは?;「心理的安全性」と「自立した学び」は両立できますか?;すべての場面で心理的安全性を重視すべき?;心理的安全性を測る指標はあるの?;心理的安全性を育むリーダーシップとは?)
著者等紹介
樋口万太郎[ヒグチマンタロウ]
1983年大阪府生まれ。中部大学現代教育学部准教授。大阪府公立小学校、大阪教育大学附属池田小学校、京都教育大学附属桃山小学校、香里ヌヴェール学院小学校を経て、現職。「子どもに力がつくならなんでもいい!」「自分が嫌だった授業を再生産するな」「笑顔」が教育モットー。オンラインサロン「先生ハウス」主催
岩本歩[イワモトアユミ]
1982年生まれ。日本イエナプラン専門教員資格取得。2019年「画一的な一斉授業からの転換を進める授業改善」実践者として、オランダでイエナプラン教育短期研修修了。日本イエナプラン教育協会と連携して名古屋市の公立学校で研究を推進。イエナプラン教育を参考にした研究を通してテレビ出演・新聞掲載。2年間の指導主事のあと、現在は長野県の茂来学園大日向小学校の教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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