内容説明
理科の単元に出てくる現象は、身の回りにあふれています。その現象を取り上げながら進めていく理科の授業は、楽しいものでなければいけません。サイエンスマジックの面白さを科学する楽しさに触れ、コミュニケーションツールとしての役割だけでなく、わかる授業の一助として使用することによって子供の興味・関心を喚起し、実感を伴った理解を図りながら、科学的な見方や考え方の育成につなげる書。
目次
中学校1年 身近な物理現象/光と音
中学校1年 身の回りの物質/物質のすがた
中学校1年 身の回りの物質/状態変化
中学校2年 電流とその利用/電流
中学校2年 電流とその利用/電流と磁界
中学校2年 化学変化と原子・分子/物質の成り立ち
中学校2年 化学変化と原子・分子/化学変化
中学校2年 気象とその変化/気象観測
中学校3年 運動とエネルギー/力のつり合いと合成・分解
中学校3年 運動とエネルギー/運動の規則性
中学校3年 運動とエネルギー/力学的エネルギー
中学校3年 化学変化とイオン/化学変化と電池
著者等紹介
金城靖信[キンジョウヤスノブ]
サイエンスレンジャー、浦添市出身。1988年琉球大学理学部物理学科卒業。北谷高校、読谷高校定時制、久米島高校で臨時教員を務めた後、平成元年採用。本部高校、宜野座高校、具志川商業高校、読谷高校、宜野湾高校、浦添高校、総合教育センター(物理の主任研究主事)で勤め、昨年度より読谷高校の教頭に就任。1988年から沖縄電力主催の「青少年科学作品展」で演示実験の担当を務める。1998年より沖縄県物理教育研究会の事務局長を5年間務める。2000年より、毎年東京で行われている「青少年のための科学の祭典 全国大会」にブース(実験コーナー)を出展し、2002年よりサイエンスレンジャーとして活動する。2004年に、各赴任校で科学クラブを起ち上げ、数々の賞を受賞していることと、九州及び全国へ生徒を派遣している実績から、「第26回沖縄青少年科学作品展」で「指導者奨励賞」を受賞。2006年「九州生徒科学研究発表大会沖縄大会」の事務局長を務める。物理教育研究会の会員を中心とした実験グループの代表として「科学の風」を設立し、各方面で科学教室を開設。2007年より毎年、「青少年科学作品展」のステージを務め、「Mr.カガック」として、科学マジックショーを披露している。2001年(第1回大会)から、「青少年のための科学の祭典 沖縄大会」の運営委員長を務める。2014年「第51回沖縄タイムス教育賞」を受賞。2016年1月の「科学の鉄人」にて優勝。「第13代科学の鉄人(実験プレゼン日本一)」となる。年間6回ほど行われる、沖縄電力・具志川火力発電所主催の「親子科学工作教室」で講師を担当している他、中部を中心に小・中・高校をはじめ養護学校・保育園・児童館等で科学実験工作教室の依頼を受け、講師として物理実験を中心に実験・工作教室を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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