内容説明
「書くこと」の目的や相手や場面に応じて、自分の考えや気持ちを的確に表現できる力、その基礎・基本を身に付けさせるのが学校における国語学習ではないか。情報の発信者として、コミュニケーションの交信者として、これからの「書くこと」の授業が問われている。本書は、1980年代から90年代の私自身の授業実践を基に、研究紀要、学会や研究会、単行本や雑誌等で発表したものを加筆修正して編んだ。
目次
「生きる力」を国語科でどう具体化するか
これからの「書くこと」の授業の方向
「書くこと」の学習目標と年間指導計画
学習能力としての「書くこと」の力
「書くこと」の授業の方法(要約力、発想力、叙述力、推敲力、評価力;説明、報告、提案、意見、レポート、詩の創作)
「短く書く―短作文」授業の方法