内容説明
あなたの授業が革命的に変わる!宇野弘恵流「女性視点」の道徳づくり。「どう生きるか」を考える!子どもに響く教材とは。価値あるゴールからつくる多面的・多角的な授業。
目次
1 道徳授業と向き合う(道徳授業観を問う;中身のある道徳授業をする ほか)
2 自分のテーマをもつ(こだわり、問題意識をテーマにする;テーマの価値を整理する ほか)
3 材を教材にする(材を探す;材を蓄積する ほか)
4 授業をつくる(授業はゴールからつくる;次は入り口をつくる ほか)
著者等紹介
宇野弘恵[ウノヒロエ]
1969年、北海道生まれ。旭川市内小学校教諭。2002年より教育研修サークル・北の教育文化フェスティバル会員となり、思想信条にとらわれず、今日的課題や現場に必要なこと、教師人生を豊かにすることを学んできた。現在、理事を務める。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mori
5
宇野先生の道徳本。講座をはさみ読了。自分の道徳授業観が示されている。「唯一無二の自分の人生をいかに生きる過を考える時間」と。こうした観をもち、それを体現するのが授業づくりなのだろうと思う。2019/08/08
あべし
3
教師自身が心に響いた教材こそ、「心に響く道徳の授業」を作るためのスタートラインなのかと思った。まずはそこから。そのために、多くの情報に触れておくことが大事。さらに、「課題意識」を持ってアンテナを張っておくと、道徳教材の質は深まる。 あとは、教材をどのように子どもたちに出していくのか。見せていくのか。 たった一つだけでせめるのか。 何か似たようなものや正反対のものと合わせていくのか。 驚きを生むためにも、子どもたちに教材を出すタイミングがとても大切になってくると思った。子どもになりきって構成する。2023/08/04
mori
3
再読。こだわりをもち授業化するエッセンスを学びたくて読む。2020/01/11
にくきゅー
0
女性の生き方に問題意識があり、絵本の教材化に意欲がある宇野先生。一枚目の世界を破壊し、二枚目の世界すら揺らす堀先生。二冊の本を読んで、道徳の授業は、教師が自分の人生と向き合えば、もっと価値のある時間になる、そう思わされた。 個人的には、一つの研究会から異なる提案が同じジャンルでなされたことが、とても価値あることだなぁと思った。教育団体って、どうしても一つの思想や理論に傾倒するようになってしまう気がしている。でも、そうなっていない。このことの価値とその裏にある想像もつかない配慮に畏敬の念を覚える。2019/08/18
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