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内容説明
本書では、不登校にかかわる困った場面別に、WHY(なぜそうなったか)とHOW(どのようにすればよいか)の視点から、具体的な対応をまとめました。また、その場面における言葉がけの具体例を、「ここが分かれ道!BAD/GOOD対応」として記載しています。
目次
Introduction 生徒が教師に困っている場面(気持ちをわかってもらえない場合;サボりだと決めつけられる場合 ほか)
1 休み始めの困った場面(休む原因がわからない場合;連続した登校ができない場合 ほか)
2 充電期の対応で困った場面(好きなことしかしないので心配になる場合;ゲームばかりしている場合 ほか)
3 再登校挑戦期の対応で困った場面(行動の踏ん切りがつかない場合;完璧な状態での再登校にこだわり動けない場合 ほか)
4 保護者・職員室対応で困った場面(保護者の要求が高く学校を責めてくる場合;保護者が明らかに過保護・過干渉である場合 ほか)
著者等紹介
千葉孝司[チバコウジ]
1970年、北海道生まれ。公立中学校教諭。ピンクシャツデーとかち発起人代表。いじめ防止や不登校に関する啓発活動に取り組み、カナダ発のいじめ防止運動ピンクシャツデーの普及にも努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
epitaph3
3
220104/2冊目/再読/不登校は足し算で解決する、別室登校で安心を得ているかなどをはじめとした、本人との関わり方。保護者対応も含めて、様々な見方を教えてくれる。2022/01/04
HOUKAGO
0
不登校生徒の様々な状況や時期を細かく分けて説明している。具体的なやり取り例も示されていて、こんな言葉がけをすればよかったのか、と思わされる事例も多くて有難い一冊だ。もちろん、生徒は一人一人違うのでこの類型に当てはまらなかったり、予想外の反応もたくさんあるのでこの一冊が全てではないのだけれど、相手の言葉を引き出すやり取りだったり、相手の大事にしたいものを尊重する態度だったりが具体的な対話場面で示されているので、現場の先生は次の一手をイメージしやすいのではないかと思う。明日はこうしてみようと思える本。2020/12/08
みみこ
0
ハウツー本の性で、この通り行えるものは少ない。でも、エッセンスを取り入れて良い方向に変えるきっかけにはなる。おうむ返しをうまく使うことで受け入れられた感覚を持たせようとしているのはどの事例でも同じだった。2020/02/15
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