出版社内容情報
個別最適化された国語授業を探る
内容説明
インクルーシブな国語科教育とは、「多様な身体や生活背景のある子どもを含む、すべての子どもたちが参加できる国語科教育」であり、「多様性をめぐる知識、技能、価値観、態度について学ぶことができる国語科教育」を指します。エクスクルーシブ(排除)な側面をもつ現在の国語科教育を看過せず、授業づくりを新しい視座から問いなおしてみましょう。
目次
第1章 インクルーシブな国語科教育を考えるまえに
第2章 インクルーシブ教育とは何か
第3章 「授業のユニバーサルデザイン」は答えになるか
第4章 インクルーシブな国語科教育を構想する
第5章 国語科カリキュラムのインクルーシブ化に向けて
第6章 国語科カリキュラムをインクルーシブ化する1―「伝え合う力」等の文言を有効活用する
第7章 国語科カリキュラムをインクルーシブ化する2―「我が国の言語文化に関する事項」と向き合う
第8章 インクルーシブな国語科授業づくりに必要な視座
第9章 インクルーシブな国語科教育に残された研究課題
著者等紹介
原田大介[ハラダダイスケ]
関西学院大学教育学部教授、博士(教育学)。1977年愛知県生まれ。2007年に広島大学大学院教育学研究科博士課程後期を修了。小学校教員、福岡女学院大学講師、関西学院大学准教授を経て、2020年4月から現職。学術論文「国語科教育におけるインクルージョンの観点の導入―コミュニケーション教育の具体化を通して」『国語科教育』第74集において、「全国大学国語教育学会優秀論文賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- ぼくトマトまん