内容説明
「当事者意識の持てる教材研究と授業づくり」「教科書教材と自主開発教材のコラボ」で実現する!道徳授業の成功法則110。
目次
第1章 道徳授業一〇の原理(当事者性の原理;考察性の原理;開発性の原理;間接性の原理;複合性の原理 ほか)
第2章 道徳授業一〇〇の原則(“教科書道徳”の構造;“シンクロ道徳”の構造;“ソロ道徳”の構造;“縦コラボ道徳”の構造;“横コラボ道徳”の構造 ほか)
著者等紹介
堀裕嗣[ホリヒロツグ]
1966年北海道湧別町生まれ。北海道教育大学札幌校・岩見沢校修士課程国語教育専修修了。1991年札幌市中学校教員として採用。1992年「研究集団ことのは」設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あべし
2
とても大事な内容は、初めの「10の原理」だと思う。 自分はどれだけ「当事者意識」をもって授業に臨んでいるのだろうか。自分の道徳授業についてよくふりかえることができた。まだまだ自分は授業づくりを楽しんでいないな、面白がっていないな、と思う。自分の道徳授業をこれからも磨いていきたいと思った。 もっと気楽に道徳の教材を見つけていこう。前回読んだ書籍から、道徳フォルダは作成した。自分の中で、「この言葉」「この話」「この曲」「この場面」使ってみたいと思ったら写真に撮りらカテゴリー分けをしていこうと思った。
U-Tchallenge
1
道徳が教科化され、道徳の授業を教科書を使い行うことは当たり前の風景となった。そして、この道徳の授業をより良いものにしよう、と自分なりに考えている。つまり、教科書道徳をどう行っていくかということを考えている。しかし、堀先生の提案を読んでみて、それだけが道ではないことを知った。堀先生の課題意識から生まれた実践と考え方には納得させられた。もちろん、中学校教師としての堀先生の提案なので、それは念頭に置いておかないといけない。それでも、教科書道徳だけに専念しているのはもったいないように思えた。2023/05/08
jotadanobu
1
50本近くを開発し、この取組が生涯続くであろう自分の核となることを強く感じている。今回堀先生の新刊が出るということで早速購入。ここまで道徳授業も突き詰めていけるのかと圧倒された。不思議と自分というものを語りたくなった。刺身からは見えてこないが、無性に道徳教材を開発したくなった。本書は強烈な触媒となっている。数ヶ月、数年後には異なる触媒となっているだろう。一方、経験のない方には、体系化されている分厳しいかもしれない。よって本書をお薦めし、それを読んだ感想の中に「自分も本気で」がある仲間を集めたいと思う(笑)2023/05/05