内容説明
校内研修、研究授業、先行実施…あらゆる場面で活用できる1冊!
目次
第1章 新学習指導要領をどう読み解くか―授業づくりの観点から
第2章 中学校社会 授業づくりの基礎基本
第3章 見方・考え方を生かした社会科授業づくりの方法
第4章 地理的分野のポイントを押さえた授業づくり
第5章 歴史的分野のポイントを押さえた授業づくり
第6章 公民的分野のポイントを押さえた授業づくり
著者等紹介
原田智仁[ハラダトモヒト]
1952年生まれ。滋賀大学教育学部特任教授。博士(教育学)。広島大学大学院を修了後、愛知県の公立高校の教員を経て1990年から2017年まで兵庫教育大学に勤務。その間、文科省の教科調査官を併任し、1999年版高校世界史の改訂に当たる。今回の教育課程改訂にも中教審の委員として参加。2018年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かずぴろ
1
新学習指導要領のポイント等を再確認することができた。 単元レベルで授業づくりを考察すること、見方・考え方を働かせて課題を追究したり解決したりする活動が大事で、そのためには教師が学習課題や問いを適切に設定しなければならない。 見方・考え方については、筆者独自の見解だが、わかりやすかった。社会科が限界教科にならないために、頑張らないといけない。2022/02/19
ぼの
0
社会的な見方・考え方の説明が、数ある解説の中で最も理解しやすいと感じました。分野別に説明している点も素晴らしいです。 授業力を高めたいならば、読むべき一冊です! 2020/03/25
Koki
0
「社会科は暗記教科である。」を肯定する社会科教師は少ないだろう。良き学習者に育てるには、知識を分類化し、事実的知識を使って、説明的知識や概念的知識を獲得していくように授業を仕組んでいくことなのだろうと思った。そのためには、教材を学ぶ意義を理解し、本書の示す「カリキュラムの構造化モデル」を作成する力量を上げていく必要があると思った。2020/02/25