内容説明
「個に応じた基礎・基本」を育成するためには、「子供の学びの連続性」に着目した「大単元構想」によってたっぷり、ゆったりと学ぶことができる授業を展開して、「ひと、もの、こと」に開かれた新しい教育課程を創造していくことが重要です。毎朝、スキップをしながら子供たちが学校にやってくる。そんな21世紀の学校への扉を開く、研究図書。
目次
1 「“学ぶ楽しさ、生きる喜び”に満ちた子供の育成」をめざして
2 求める子供の姿の具現を目指して
3 「“学ぶ楽しさ、生きる喜び”に満ちた」実践づくり(国語科―共に言語活動に取り組み、言語能力の高まりを実感する子供を求めて;社会科―「人間の生きる姿を見つめ、共に生きる社会に働きかける子供」を求めて;算数科―対象に自らはたらきかけ、数理を創り上げる子供を求めて;理科―自然と人間とのかかわりを見つめ直す子供を求めて;生活科―仲間とともに思いや願いをふくらませていく子供を求めて;音楽科―「わたしの音楽」を心を込めて歌う子供を求めて ほか)