出版社内容情報
教師としての基本的なスキルの一つである「指示」。実はこれがうまくできないと学級は荒れる…といってもいいくらい、クラスがうまくいくための大切なポイントです。子どもに“伝わる”指示の基礎・基本から具体的な技術まで、先生になったらまず読みたい一冊です。
内容説明
「指示」という教育行為がネガティブなイメージをもたれるのは、“子どもを従わせている”という感覚があるからではないかと思います。学校は、子どもたちが主体的に学ぶ場だからです。しかし、きちんとした指示を積み重ねることこそが、自治的な学級を生み出す第一歩です。指示が通らない学級は、心理的安全性が低く、子どもが本来の力を発揮できる環境になっていません。基礎・基本的な指示を守る学級だからこそ、ダイナミックな自治活動に取り組めるのです。
目次
第1章 「指示」とは何か―学級を操る指導言
第2章 「伝わる指示」の基礎・基本
第3章 「伝わる指示」にする話し方
第4章 「伝わる指示」に変える技術
第5章 「指示」が伝わる土台をつくる
第6章 「指示」を進化させる
著者等紹介
丸岡慎弥[マルオカシンヤ]
1983年、神奈川県生まれ。三重県育ち。立命館小学校勤務。関西道徳教育研究会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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