内容説明
本書では、社会科における主体的・対話的で深い学びについて、「興味・関心」「知識・理解」「方法論」「活用力」「ユニバーサルデザイン」「キーコンピテンシー」の6つの視点からの授業モデルを紹介しました。題材が面白ければこそ、子どもたちは“知りたい”“考えたい”となり、そこに主体的な学びは生まれるのだ!そんな想いで生み出された魅力的な教材・授業モデルを紹介しています。読者の皆様のこれからの授業づくりの一助になれば、これにまさる喜びはありません。
目次
第1章 主体的・対話的で深い学び=アクティブ・ラーニングって何?―エピソードと方法論から考える(興味・関心、知識・理解と主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)―「松尾芭蕉は忍者だったか」
方法論、活用力と主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)―ジグソー学習「アメリカの貧困と格差」)
第2章 主体的・対話的で深い学びを実現する!アクティブな地理授業モデル(キーコンピテンシー・方法論 わたしがガイドをする町探検;活用力 どうして水道料金は地域により異なるのか? ほか)
第3章 主体的・対話的で深い学びを実現する!アクティブな歴史授業モデル(知識・理解 前方後円墳の秘密をさぐれ!;活用力 平安時代のスーパー貴族!藤原道長ってどんな人? ほか)
第4章 主体的・対話的で深い学びを実現する!アクティブな公民授業モデル(方法論 追跡!お肉が私たちのもとに届くまで!;方法論 お前が殺人犯だ!と言われたら―えん罪と日本国憲法 ほか)
著者等紹介
河原和之[カワハラカズユキ]
1952年京都府木津町(現木津川市)生まれ。関西学院大学社会学部卒。東大阪市の中学校に三十数年勤務。東大阪市教育センター指導主事を経て、東大阪市立縄手中学校退職。現在、立命館大学、近畿大学他、7校の非常勤講師。授業のネタ研究会常任理事。経済教育学会理事。NHKわくわく授業「コンビニから社会をみる」出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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