目次
教師が変わらなくては、「学級崩壊」は解決しない!
「はじめの三日」は、前日までの準備から始まる
いじめの責任を教師がとる
「教師として」という立場を捨て、子どもに「どう思うのか」と聞いてみよう
成功体験でやんちゃ坊主が成長する
熱中するクラスづくり実践事例―知的な授業、知的な遊びに熱中させる
やんちゃ坊主を温かく迎え、活躍させる
熱中するクラス作り実践事例、やんちゃ坊主も熱中する授業
やんちゃな子を生かすしくみを作る
集団の力で「いじめ」をストップ!〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T.E
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どのクラスにも存在するやんちゃ坊主。やんちゃ坊主は、言うなれば、「生命力の塊」である。公園であろうと、教室であろうと、生きる本能をむき出しにして振る舞う。そのため、周りからは「騒がしい子」、「乱暴な子」という評価を受けがちであるが、そういった子の「生命力」というのは、正しい方向に向けてあげられれば、大変な力になるばかりか、本人や周りの成長にも、一役買うことになる。教師は、そのことを肝に銘じて、今一度やんちゃ坊主への対応を考えなければならない。彼らが燻るような授業、学級経営をしてはいないか。自省が必要だ。2012/02/01