内容説明
言葉を育てるのは、本来、国語科の仕事であるが、国語科だけでできるとは思われない。どの教科も、言葉をつかって授業をしているのだから、言葉の指導は教科を問わない共通課題である。また、言葉の指導は、教科の授業だけでなく、学級活動でもおこないたい。本書は、「話す力」「聞く力」「聞いて話す力」「読む力」「書く力」の5章構成で、子どもの言語力を育てる方策を提案した。これは、国語の授業だけではなく、学級活動や学年活動をふくめた学校教育の提案でもある。
目次
第1章 「話す力」を育てる(朝の会・帰りの会で;授業で;全校・学年活動で)
第2章 「聞く力」を育てる(朝の会・帰りの会で)
第3章 「聞いて話す力」を育てる(学級活動で;グループ活動で;1対1の活動で;学年・学級活動で)
第4章 「読む力」を育てる(学級活動で;学年・学級活動で)
第5章 「書く力」を育てる(学級活動で)