内容説明
小学校の図画工作は2時間続きの教科です。図工室への移動時間や挨拶、片付けなどに費やされる時間を除くと、造形活動に使える時間はおよそ70~80分程度になります。本書は、この2時間続き、またはその半分の時間を使ってできる題材を中心にまとめてみました。子どもが感じ、考え、試して、見つけ、表現することが大切であると考え、短い時間であっても、造形活動を通して子どもがもっている資質能力を十分に発揮できるように題材を考えました。校内事情や学級の実態に応じて、題材の幅や発展性をもたせ、2時間以上の活動時間をかけても楽しくなる題材もいくつか含まれています。学級担任の先生でも、図工専門の先生でも使えるように配慮しています。
目次
1章 押さえておきたい!短時間題材活用のポイント(授業準備のポイント;材料集めのポイント;材料・用具の使い方指導のポイント;授業の導入のポイント;授業中の声かけ・支援のポイント ほか)
2章 2時間でできる!図画工作題材55選(造形遊び;絵;立体;工作;鑑賞)
著者等紹介
玉置一仁[タマオキカズヒト]
東京都図画工作研究会元研究局長、元副会長。元練馬区図画工作研究部長。現在、練馬区立光が丘第八小学校主任教諭、図画工作専科
大畑祐之[オオハタマサユキ]
練馬区立大泉西中学校美術科、多摩市立和田中学校美術科、板橋区立高島第一小学校図画工作専科を経て、現在板橋区立高島第五小学校図画工作専科勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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