内容説明
動くことが子どもの本質であり、動くことによって彼らは成長していくのです。子どもたちは「動きたがっている」のです。本来子どもたちは活動的であり、億劫がらずに動き廻りたいものなのです。ところが、授業になると、しばしば子どもたちはその「動き」を止めてしまいます。「子どもが動かなかった」「子どもを動かせなかった」などという反省がよく言われます。本書は、このような現実をどのようにして打開していったらよいのかということに正面から答えることを目指して書いたものです。
目次
1 おもしろい授業が子どもを動かす(「おもしろさ」が人を動かす;授業にもっと「おもしろさ」を;授業の「おもしろさ」とは何か)
2 子どもたちはこんなに動く=原実践「うとてとこ」
3 この技術で子どもが動く=ポイント技法20(「おもしろそうだ!」と思わせる教材提示の工夫・5か条;「おもしろい!」と思わせる追求過程の工夫・10か条;「おもしろかった!」と思わせるまとめの工夫・5か条)
4 子どもが動く授業の実際(登場人物の視点を考えさせる詩の鑑賞指導;「防災設備」アドベンチャー・ゲーム;テレビフォトによる学習新聞作り;子どもの意欲を喚起させる導入の工夫;ヘチマの花粉は誰が運ぶか)
5 子どもを動かす授業のしつけ―話し合いのしつけを中心に(学習のしつけがめざすもの;学習のしつけの内容;学習のしつけの発達的配慮)
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