内容説明
本書は、「新しい学力観」ないしは「新学力観」の登場に伴って、それにもとづいて提案した「学習支援システム」および「支援力量システム」から派生したかたちとして、「支援システム論」という支援に関する新たな教育理論を提言した教育書である。
目次
1 「支援システム論」に立つ新しい授業理論(支援教育論としての「支援システム論」;一斉指導のなかで個を生かす「支援システム論」 ほか)
2 「支援システム論」に立つ小・中学校の授業実践(子どもの意欲を生かす「体験的な活動」の実践;学習対象の特性にふれる「具体的方策」を重視した実践 ほか)
3 「支援システム論」に立つ大学の授業実践(学生の理解状況を確認する「自由コメント法」の実践;学生の学習意欲を喚起する「想起説明法」の実践 ほか)