内容説明
2002年からの新学習指導要領では、「情報とコンピュータ」の領域を中学校で必修にし、高校では翌年から「情報科(ABC)」を新たに普通科で必修にした。本書では、こうした新しい、しかも急激な時代の流れを見据えて、新しい情報教育やメディア教育の流れ、教師のメディアリテラシー、通信ネットワークを活かした新しい共同学習、テレビジョンとインターネットの組み合わせによる新しいメディア教育の開発研究、などの動きを正面から取り扱っている。
目次
1 これからの情報教育をどう展開するか
2 遠隔学習の可能性とそのリテラシー
3 日本におけるメディアリテラシーの展開と課題―メディア論の観点から
4 教師のメディアリテラシーに関する調査研究
5 学校放送番組と連動した共同学習の展開
6 中郷村内の3小学校による地域共同調査―新潟県中郷小学校の実践より
7 メディアと批判的にかかわることを教える教育
8 まとめにかえて―総合的学習とメディアの活用
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