内容説明
今、臨教審を中心とした模索の核として「個性尊重の教育」が挙げられているが、本校が昭和54年以来、一貫して取り組んできた「モジュール学習」は、まさにこの「個性尊重の教育」を目指すものに他ならない。本書では、教師側が準備した教材・時間・学習空間のモジュールと、自分の学習特性とが合致するように自己選択し、学習全体を自ら組織することについて実践した、その結果を報告したい。
目次
1 生徒の自己学習能力を支えるモジュール学習
2 モジュール学習の構造
3 生徒の学習特性をふまえた共通学習の実際
4 生徒の学習特性を生かした自由学習の実際
5 各教科の実践