出版社内容情報
多くの業務を抱えている中で、一教員ができることはセルフ働き方改革です。若手の頃、1か月100時間残業していた著者が、1か月20時間まで仕事を減らすことができたのは、「後回しにしない」ことを徹底したこと。後回しにしないマインドから実務までを紹介します。
内容説明
教員は多くの業務を抱えています。働き方改革関連法が公布、施行されてから数年が経ちましたが、いまだに教育界は遅々として働き方改革が進んでいない様子が見受けられます。なかなか子どもたちと向き合う時間をとれていないという現状は、多くの学校で見られ、課題となっているのではないでしょうか。そこで必要なことは「セルフ働き方改革」です。業務は「しなければいけないこと」と「した方がよいこと」と「しなくてよいこと」の3つに大きく分けられます。いかに「しなければいけないこと」を瞬時に終わらせるか。いかに「した方がよいこと」の選別をするか。いかに「しなくてよいこと」を捨てていくかが大切なのです。つまり優先順位と取捨選択が重要になってくるのです。
目次
1章 「後回しにしない」マインドセットの鉄則
2章 「後回しにしない」整理整頓の鉄則
3章 「後回しにしない」事務処理・校務の鉄則
4章 「後回しにしない」学級経営の鉄則
5章 「後回しにしない」教材研究・授業準備の鉄則
6章 「後回しにしない」人間関係・自己成長の鉄則
著者等紹介
田中翔一郎[タナカショウイチロウ]
1989年、佐賀県生まれ。佐賀県立佐賀北高等学校通信制から国立大阪教育大学へ進学。在学中は理科教育学を専攻し、子どもの概念形成について研究。その後、堺市の公立小学校に勤務。堺市初等教育研究会理科部に所属し、様々な実践を提案。一般社団法人日本理科教育学会にも所属。教員生活5年目に教育サークルCOLORFREEを設立して、実践交流の場をつくる。その後、コロナ禍を機にオンライン教育サークル野山の会を設立し、オンラインで実践交流を進める。自身のサークル主催で「不登校」「若手教員のためのすぐできスキル」「職員室の机の整理整頓術」などをテーマに様々なセミナーを開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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